USB起動するために、ブータブルUSBを作成します。
検索すると、たくさんでてきますので、いまさら感はありますが、、、
公式サイトにでてますので、それに準じて作成しようと思います。
※他にもありますので、解りやすいものならいいと思います。
Ubuntu Netbook Edition
http://www.ubuntu.com/netbook/get-ubuntu/download
「Show me how」をクリックすると、方法が展開します。
英語ですが、画像つきなので解りやすいです。
必要なものは
Universal USB Installer
http://www.pendrivelinux.com/universal-usb-installer-easy-as-1-2-3/
ブータブルUSBを自動で作成してくれます。※本文中にリンクがあり、サイトに飛べ、ダウンロード
できます。
Ubuntu Netbook Edition 本体
以上のふたつです。非常に解りやすいです。
補足的に、書いていきます。基本的に本文どおりに順番にしていけばできます。
7-Zip
ついでに
http://www.7-zip.org/より、7-Zipも導入しておきます。
9/22追加
Universal USB Installerでは、デスクトップ版日本語 Remix CD(ISOファイル)が、認識されないようです。本家版のUbuntu10.04LTS ISOファイルを ダウンロードして利用してください。
準備
Universal USB Installerと、 Ubuntu Netbook Editionイメージファイルを、「同じフォルダ」に
入れてください。フォルダは好きな場所で大丈夫です。私はDドライブにフォルダを作成して、入れま
した。
※10.04のデスクトップ版と、10.10Beta版が入ってますが、気にしないでください、試そうと思って
入れました。
後は、本文「2 Create a USB drive」に従って、作成していけばいいです。
同じフォルダに入れておけば、
7. Click 'Browse' and open the downloaded ISO fileで、
自動的に、下記のように、
ubuntu-10.04-netbook-i386.iso(ISOファイル)が選択されます。
Step1で 作成するデストリのバージョンを選択します。
※ Ubuntu Netbook Editionとはなってません、Ubuntu Netbook Remix 10.04で作成できます。
Step2、これが自動で選択されます。
Step3は、USBをさしたドライブ名になります。複数の場合は選択できます。
※フォーマットされていない、なにかしら別のモノに使っていた場合、上のように表示されない場合が
あるようです。その場合は、USBをFAT32でフォーマットすれば、表示されます。
作成時に、再度、FAT32でフォーマットされますが、問題ないです。
しばらく待っていると、できあがります。
あとは、ノートPCでも、デスクトップでも、起動順序の1番目を、USBに変更して起動すればいいだけです。
WindowsXPで作成してみました。
追記 paeカーネル導入
コメントをいただいたので、追記します。
Ubuntuインストール後に対応させる方法
Synapticで、meta-packageのpaeカーネルを導入すれば、今後のpaeカーネルのバージョンアップにも対応するようです。
Synapticで、”pae"で検索すると、関係するpaeパッケージがたくさんでてきますが、インストールするものは、下記です。
linux-generic-pae
linux-headers-generic-pae
|
linux-generic-pae |
|
linux-headers-generic-pae |
linux-generic-paeをインストール指定すると、依存関係で、画面が表示されます。
マークしてインストールします。
linux-headers-2.6.**-**-generic-pae
※注1
linux-image-generic-pae
※注1数字「**」の部分は、導入されているカーネルバージョンに依存してるので、画像のバージョンとは違う場合があります。
|
linux-image-generic-paeは依存関係でマークされます |
インストール後、再起動
インストール後、再起動すると、起動時に表示されるカーネル一覧から最上部にpaeカーネルが表示されているので選択して起動すると、paeカーネルで起動されます。
他の方法
コマンドラインからも可能ですが、Synapticのほうが依存関係が判りやすいので簡単かと思います。
一応コマンドライン
sudo apt-get install linux-generic-pae linux-image-generic-pae
最下部のUbuntu本家等を参照
注意
前提条件があるようです。
1.CPUがPAEに対応していること
端末で下記を実行して、「
flags~~~~pae~~~」と表示されれば、対応してます。
なにも表示されない場合は、対応してません。
cat /proc/cpuinfo | grep pae
もしくは
grep --color=always -i PAE /proc/cpuinfo
私のX40では、下記のように対応してません(苦笑)
|
対応してない場合 |
これをしなくても、検索すれば判別できると思います。pae CPU名などなど、検索ワード
2.ハードウエアが対応していること
マザーボードのBIOSのはずです。
※ノートPC、デスクトップでそれぞれ状況が違うと思います。
これは、私の環境では、試してませんが、
BIOSのメモリリマップを有効にすれば、対応されるようです。各マザーボードの説明書など参照すれば良いかと思います。
インストール後と、インストール前では、状況が違います。上記はインストール後に対応させる方法です。4GB以上のメモリをすでに積んでいる場合は、インストール時にpaeカーネルがインストールされるようです。4GB以下のメモリの場合で、インストール後にメモリ増設する場合に上記のようにすればいいと思います。
簡単paeインストールは インストール前にメモリ増設(4GB以上)すれば、自動でpae化されます。
3.linux-generic-paeと他のlinux-***-2.6.**-**-generic-paeについて
linux-generic-paeを導入したほうが、以降のカーネルアップデート時に自動にアップデートしてくれます。linux-***-2.6.**-**-generic-paeだけのインストールは、該当のカーネルバージョンのみのインストールの為、次回は自動でアップデートされないようです。アップデートするには手動です。※上記、説明もこれに沿って記載。
4.以前のカーネル
これまでのカーネルを削除することもできますが、そのまま削除しないほうが、なにかあった場合に、元のカーネルで起動できるので、そのままがおすすめです。
5.カーネルパニック
どうもカーネルパニックを起こす場合があるようです。それとメモリの容量を認識できない場合もあるようです。私の環境ではないようです。CPUやBIOSのバージョンを確認してからインストールしたほうが安全です。
参考
Ubuntu本家
https://help.ubuntu.com/community/EnablingPAE
グーグルで下記でサイト検索 ※JPサイトの例
site:forums.ubuntulinux.jp Ubuntu PAE
Ubuntu10.04で記載してます。10.10でも基本的に変わらないと思います。